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『Treasures Untold』by The Doc Watson Family - クラレンス・ホワイトとの共演もあるが…ギター云々よりはフォークミュージックを楽しむ盤(1964録音)

Doc Watsonドク・ワトソンClarence Whiteクラレンス・ホワイトMerle Watsonマール・ワトソンブルーグラスブルーグラスギターギター1964アメリカ2021/05/11/00:02

『Treasures Untold』by The Doc Watson Family

一行でまとめると…


ブルーグラス・ギターのパイオニアであるドク・ワトソンに、当時15歳である息子のマールら家族らをメンバーに迎えたニューポート・フォーク・フェスティバルのライブ録音。クラレンス・ホワイトが参加している4曲があるのは特筆ポイントで感動だが、ギターギターと聴くよりいい感じのフォーク音楽を体験するライブ盤です。少なくともドクのギターに関しては同じ曲をやっているスタジオ盤の方が良い。むしろクラレンス・ホワイトのファンがコレクションした方が?

前書きと曲目


 ご無沙汰です。ディスクユニオンで見つけて購入しました。

 ドク・ワトソンはギターも音楽も大好きですが、うーん…これなら同じ曲をやってるスタジオ盤の方が彼の本質に近い気がします。

 とはいえ、的な側面もあるのでそういうとこを中心に書いていければ良いと思います。

1. Introduction
2. Lights in the Valley
3. Beaumont Rag
4. I Heard My Mother Weeping
5. Billy in the Low Ground
6. Omie Wise
7. Reuben's Train
8. Hicks' Farewell
9. Rambling Hobo
10. White House Blues
11. Jimmy Sutton/The Old Buck Ram
12. I Want to Love Him More
13. Grandfather's Clock
14. Chinese Breakdown
15. Handsome Molly
[with Clarence White]
16. Beaumont Rag
17. Farewell Blues
18. Lonesome Road Blues
19. Footprints in the Snow

最後にはちょっとした感動が


 既に書いてますが、ジャンルとしてもロックとかじゃないし、観客の歓声が入ってるだけで、テイクとしてはとりわけ素晴らしい!ってものがそんなにある訳じゃないんですよね、この盤は。

 ただ、インスト曲も当然何曲かあるのですが、イメージとしてドク・ワトソンのギターから受ける印象がスタジオ盤とそんなに変わらない、というのは一つ面白い点としてあるかもしれないです。変わらない個性のようなものを感じます。

 本当に、このライブの場所で家族と一緒に(ブルーグラスというより)フォーク・ミュージックを楽しんでいる。そんなパッケージがこのライブ盤かなと思います。楽器と関係なくオールド・タイミーな当時のライブの雰囲気を楽しめる、そういう盤ですね。

 クラレンス・ホワイトとの共演であるラスト4曲に関しては主役をクラレンスに譲ってる印象。

 いずれも定番曲であり、そういった曲でこの2人が共演してることは感慨深いです。特に「Footprints in the Snow」は元々メロディも素敵な名曲ですが、そんな曲をコンパクトにまとめて、両者とも素晴らしいソロを披露しているのはジンと来ます。


 書き始めてみたものの、そこまで印象を受けなかったのに、書いた時間を無駄にするのも忍びなく、久々の投稿ですが半端な記事になってしまいました。もうちょっとちゃんと書けるものを選びます。

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